トラネキサム酸が肌に与える美容効果は?内服・化粧品の副作用に注目!

しみ

加齢・紫外線の影響でシミ・そばかす・肝斑にお悩みの女性は沢山。

今回は、そのお悩みに美容効果があると言われてるトラネキサム酸をご紹介。

トラネキサム酸の効果や副作用が気になる方は最後までご覧ください。

トラネキサム酸とは

トラネキサム酸とは

トラネキサム酸はアミノ酸の一種。

シミなどの原因となるメラニンの生成を抑制する効果があります。

肌が紫外線を浴びると、メラニンを作り出す「メラノサイト」と呼ばれれる細胞から、メラニンの生成を指示します。

トラネキサム酸はその情報伝達の一つである「プロスタグランジン」などをブロックし、メラニンの生成を抑えてくれます。

トラネキサム酸の主な効果とは

トラネキサム酸の効果とは

  • アミノ酸の一種でメラニンの生成を抑制
  • 炎症を抑える作用
  • 抗炎症、抗アレルギー効果、止血剤など医療で活躍
  • 美白効果のある成分として厚生労働省から正式に承認

トラネキサム酸は抗炎症作用によって肌荒れを予防し、炎症のシミやニキビ後を改善するなど、肌に嬉しい効果ばかり。

また、トラネキサム酸は、抗炎症にも効果的だと言われています。

医療の現場でも幅広く処方されてます。

トラネキサム酸の美容効果の早さは?

トラネキサム酸の美容効果の早さは?

トラネキサム酸の美容効果は、シミへの作用のほか、肌荒れの原因になる分解酵素を抑える働きがあります。

効果を実感するまでに人によっては3ヶ月、早い人では2周間など個人差があり、ターンオーバーの周期、体質やその時の体調などでも変化。

トラネキサム酸の美容効果の早さは?

そのため、2ヶ月ほどトラネキサム酸の配合されている化粧品などを続けて様子を見て、肝斑やシミがうっすら薄くなったか、シミが増えてないかを確認しましょう。

肝斑やシミが薄くなったり、シミが増えてなければトラネキサム酸はあなたの体質や肌質的に効果的で合っていると思って良いでしょう。

トラネキサム酸との併用でより効果敵なシミ予防

トラネキサム酸との併用でより効果敵なシミ予防

トラネキサム酸はシミが出来てしまう前に先回りして予防することが可能です。

その他にも美白効果や美容に役立ちます。

トラネキサム酸と併用することでより効果を得やすい物をご紹介します。

トラネキサム酸との併用でより効果敵なシミ予防

トラネキサム酸やその他の美容成分は紫外線を遮断する効果はありません。

そのため、日焼け止め、帽子、サングラスを使って紫外線を浴びすぎないようにしましょう。

トラネキサム酸以外のシミ予防の美白成分

トラネキサム酸以外のシミ予防の美白成分

【トラネキサム酸以外にもシミを予防に効果的な美白成分】

  • アルブチン
  • ビタミンC誘導体
  • フラーレン
【すでに作られてしまったメラニンは、ターンオーバーを促進させる成分】

  • レチノール
  • ビタミンC

また、普段のスキンケアにピーリングを定期的に取り入れましょう!

トラネキサム酸の注意点と副作用

トラネキサム酸の注意点と副作用

トラネキサム酸が含まれている市販の物は内服するタイプとスキンケア商品などに含まれてる塗るタイプの2種類あります。

その2種類を使用する上での注意点や副作用をご紹介します。

内服するタイプ

内服するタイプ

内服できるものは、カラダの中からトラネキサム酸が働きかけてくれます。

出来てしまった肝斑やシミなどのケアには適切です。

【注意点】
血栓を溶けにくくする成分なので、血栓症の方や血栓症を引き起こす恐れのある方はおすすめできません。
服用する際は病院などに相談した上で使いましょう。
【副作用】
発疹、吐き気、腹痛、頭痛、めまいなどの副作用を引き起こす場合もあります。
服用する際は十分注意しましょう。

塗るタイプ

塗るタイプ

トラネキサム酸を含む化粧品は大手の化粧品会社を中心に多く見られますよね。

トラネキサム酸を試したいという人はあくまで予防ということで、化粧品から始めることをおすすめします。

【注意点】
内服タイプに比べて効果を実感しにくい傾向があります。

続けやすい値段のもので、なるべく成分表示で上部に書かれてる製品を使用するようにしましょう。

【副作用】
化粧品では、ほぼ副作用はないとされてます。肌が敏感な方や使う時に不安がある方はパッチテストを行ってから使用するようにしましょう。